7月25日 15時半
警察から一本の電話がはいる
○○警察です。
途端に頭の中は、おっさんの不祥事、家が火事、泥棒が入った!
ほんの1秒に満たない時間で、人は色んな事が脳裏を駆け巡る
でも警察が発した言葉は
お宅の犬を保護しています。だった。
頭の中は???が駆け巡る
だって階段は封鎖したし
部屋は気温が上昇するから、みんな玄関で過ごす為ドアも閉め窓だって戸締りして出掛けた。
ペロに行ってくるねと頭を撫でて出掛けた。
なのに、なのに。何でだ?
保護された場所は近くのドッグラン
その近くをウロウロ徘徊していた白犬を見つけた小学生6人組が
機転をきかせドッグランへ誘導してくれたのだ
そして、警察に連絡をし、お巡りさんと共に私が到着する20分間をペロに付き添っていてくれた。
6人組に心底感謝し、声がひっくり返るほどにお礼を伝えた。
彼らはみんな可愛くて、素直で、それぞれが色々伝えてくれた。
うんちしてたよ
ほらおしり見て!うんちついてる
ヨダレ垂らしてたよ
かわいいね。
雨の中みんなずぶ濡れなんだ。
本当にありがとう。感謝しきれないよ。
ずぶ濡れ泥んこのペロを車に乗せ帰宅
家を確認した。
階段のバリケードがずれ、2階へ
そう、雷が鳴っから。
ペロは雷が大嫌い
ゴロゴロ鳴り出すとパニックを起こす
2階の網戸を鼻で押しのけ
ベランダの柵に足をかけ
屋根を伝い、サンルームに降り、地上へ飛び降りたのだ
にわかには創造できないペロの行動に猛省
そこまでの推測、予知ができなかった私は頭をゴツン
今年ペロは鼻で網戸を外す技を身につけた。
ベランダなんて一度も出したことなければ、来てみって誘っても出てこようとしなかったペロ
こんな不測の事態黙っていたほうが、なんて思ったりもしたけれど、
本当に気を付けて欲しい。
大袈裟なほどに戸締り
迷子札
元気で良かった
車に跳ねられなくてよかった
かつて飼っていたポチを交通事故で死なせてしまった悲しい記憶が甦った
本当にごめんなさい、ペロ。
。